世界の五大歌劇場の中でも今一番勢いがあるのが英国ロイヤル・オペラだと言われています。ウィーンやイタリア、ドイツの歌劇場が自国の作曲家の作品に重点を置いて発展してきたのと異なり、英国ロイヤル・オペラはイタリアもの、ドイツもの、フランスもの、ロシアものなど、幅広い作品をレパートリーとすることで発展してきました。そうした劇場の歴史を背景に、こと21世紀に入ってから英国ロイヤル・オペラを充実させる原動力となったのが、2002年から音楽監督を務めるアントニオ・パッパーノ氏であることは周知の事実です。今回の来日公演では「ファウスト」全5幕と「オテロ」全4幕が上演されます。日英協会の会員の皆様には限定日時の公演につき、特別割引チケットのご案内がございます。詳細は5月号の会報封入チラシをご覧下さい。
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