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第三帝国を旅した人々 – 外国人旅行者が見たファシズムの勃興

ジュリア・ボイド著  翻訳 園部 哲
白水社発行 本体価格4,400円(税別)
ISBN978-4560097854
著者は1992年から1996年までサー・ジョン・ボイド駐日英国大使夫人として日本に滞在され、日英協会の活動にもご参加いただきましたが、歴史作家としても活躍されています。本書は第一次大戦後まもない1918年から第二次大戦終結の45年まで、とりわけナチスの勃興から隆盛時のドイツ社会と歴史的事件や出来事について、第三帝国を訪れた各国からの旅行者、外交官、政治家、ジャーナリスト、学者、ベルリン・オリンピックに参加した外国人選手らの残した日記、手記、記事、回想録などを集め、その肉声を再現する歴史書です。2017年のデイリーテレグラフ年間最優秀書籍及びガーディアン「読者が選ぶ」年間最優秀書籍に選ばれました。このたび待望の日本語訳発行です。