イベント
講演会 時の巡礼、ウェールズ奉納の旅を行く -炎の聖職者ジェラルドとセント・デイヴィッズ大聖堂-
イベントの詳細
日本とウェールズの友好関係を深めるための取り組み”Wales and Japan 2025”にちなみ、日英協会では、歴史家・エッセイストの桜井俊彰氏をお迎えし、ウェールズをテーマにお話しいただくこととなりました。(講演は日本語)
ウェールズ南西部に聳えるミステリアスな大聖堂、セント・デイヴィッズ。このカテドラルを拠点に12世紀、ウェールズの教会的独立をかけ、たった一人でイングランドに立ち向かった戦闘的な聖職者がいました。その名はジェラルド・オブ・ウェールズ。桜井氏が実際にセント・デイヴィッズ大聖堂を訪れ体験した不思議な出来事にも触れながら、画像を交えてウェールズの歴史と魅力と祈りについてたっぷりお話いただきます。
桜井俊彰氏 近代以前の英国史を専門とする歴史家・エッセイスト。ロンドン大学ユニバシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)史学科大学院修了。著書に『戦国ブリテンーアングロサクソン七王国の王たち』、『スコットランド全史―「運命の石」とナショナリズム』、『物語ウェールズ抗戦史―ケルトの民とアーサー王伝説』ほか多数。