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日英協会賞2021

2021年度の日英協会賞は本年1月24日に予定されていた年次晩餐会にて授賞式が行われる予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大により延期となっておりました。11月3日に駐日英国大使館にてジュリア・ロングボトム大使より日英協会賞2021の受賞者、ロビン・メイナード氏に記念のシルバープレイトが授与されました。(日本人の受賞者選定は無し)

ロビン・メイナード氏 
ロビン・メイナード氏は長年にわたり、日本において様々な角度から日英関係に貢献されてきました。2011年の東日本大震災における支援活動では2014年に日英協会賞を受賞したキャロライン・ポーバー氏をサポートしながら宮城県石巻市の復興に多くの資金を援助されました。また、日英交流の歴史に興味を持ち、2015年にはウィリアム・アダムス・クラブ(WAC)を設立、日本に初めて上陸した英国人ウィリアム・アダムスを顕彰するNPO団体の活動を支援されています。WACは元駐日英国大使 ティム・ヒッチンズ大使、ポール・マデン大使をはじめ、日英関係に深いつながりのあるメンバーを中心に活動を展開しており、ウィリアム・アダムス(三浦按針)の没後400年にあたる2020年5月16日にはアダムスの遺骨が確認されたことを発表しました。その際に英国大使館の中庭にはウィリアム・アダムスの顕彰碑が建立されました。