アワード・コミッティーの選考審査、理事会による承認を経て、今年度の日英協会賞はウルスラ　バートレット・今出川氏への授賞が決まり、11月22日に開催された年次晩餐会にて記念のシルバープレイトが授与されました。

ウルスラ　バートレット・今出川氏
ウェールズのカーディフ出身。来日当初はインターナショナルスクールで美術の教師をされました。彼女は日本の美術、特に版画を学ぶことに専念されながら、今出川幸寛氏とご結婚後は2人のお子様を育てられました。（今出川ご夫妻は日英協会会員）フルタイムの教師を引退し、現在も国際バカロレアの美術部門の試験官として活躍。1981年のSt. David’s Society（ウェールズと日本との親睦団体）の設立に際してはボランティアで会の運営に積極的に携わり、現在も会長を務められています。今までに80以上のイベントを開催、パブでの交流からウェールズ語や食べ物に関するワークショップ、ケルト・フェスティバルなど様々な活動を展開されました。2019年の日本におけるラグビーワールドカップ期間中はウェールズと日本との交流に尽力されました。日本におけるウェールズ文化の理解を深めること、そしてウェールズ人コミュニティを歓迎することなど、両国の懸け橋となるべく精力的に活動を続けられています。